elderlyママのぼやき

元銀座のママです。長年続けてきたナイトクラブを令和2年3月27日に閉店しました。以降、農作業と母親の介護に励みながら銀座の思い出と日常をつづっています。

さようなら、私のお店!

久しぶりに銀座に来ました。 管理会社に店の鍵を返すためです。 店は3月末に閉店しましたが、名義は今月末まで私になっています。 テナント契約の6ヶ月縛りによるものですが、今日鍵を返して全部が終わります。 担当者との待ち合わせ時間より早く来て店内に…

前途多難

昨日のことです。 我が母は起床すると毎朝のルーティンで畑を眺めに出るのですが、昨日は出るなり血相を変えてすぐに戻って来ました。「サツマイモがイノシシにやられてるよ!」「ええっ! 本当に!?」 畑に出て見ると、確かに角地が何ものかに食い荒らされ…

働きたい理由

先日、ショッピングモールに入っている大型スーパーに行って来ました。 面接のためです。 少し前からむしょうに働きたくなって私の年齢でも雇ってくれそうなパートの仕事を探していました。 見つけたのが『フラワーショップ』です。 花やさんで働いた経験は…

100歳

写真の女性はモザイクをかけていますが母のお友達で、よわい100です。 まもなく101歳になられます。 母とは二年前にリハビリを兼ねた体操教室で知り合い、以来月に一、二度の割合で我が家に遊びに来ます。 かくしゃくとしてとてもお元気です。 私は『おばさ…

誕生日

だいぶ日にちが過ぎましたが、今月の8日はMybirthdayでした。 誕生日がめでたい年齢でもないのですが、母が憶えててくれて、「これで何か買いなさい」 とタンス預金からこづかいをくれました。 福沢諭吉を2枚ですが、特に欲しい物もなかったのでそのお金で、…

失ったもの

数日前、取引先だった酒屋の担当者から電話をもらいました。 仕事が暇でしょうがないのだそうです。 それはそうと思います。 彼の働いている酒屋は銀座一帯のバーやクラブなどに酒を卸しているので、これらの業種がきびしい今、注文が少ないのは当たり前です…

三浦春馬さんのご冥福をお祈りします。

銀座の夜や高級クラブを専門チャンネルにしているYouTuberの『てっちゃん』がこのところ三浦春馬さんのニュースばかりを配信しています。 カメラの前で一人で話すだけの動画ですが、その数ざっと30本ほどで、急逝されてから10日が過ぎた今日もUPしていました…

老親を泣かせてしまいました😢💧

93歳にもなる母親を泣かせてしまいました。 一週間が過ぎた今も後味が悪く、引きずっています。 原因は不用意な私の物言いでした。「ねぇ、おかあさん。もしもだけど私がおかあさんの面倒をみれなくなったらどうする? 施設に入る? それとも『和雄』に来て…

ふつうのおばさん

店をやめたら大好きな韓流ドラマをとことん見ようと思っていたのですが、あにはからんやユーチューブにはまってしまいました。 これまでほとんど見ることのなかったユーチューブですが、見始めたらこれが楽しいの何の、宝物を見つけた気分です。 半月ほど前…

母親の募金

このところ、母はテレビの前に釘付けになっていました。 九州各地に端を発した記録的大雨の被害中継から目が離せないでいたのです。「白内障が進むわよ」 注意しても聞き入れてくれません。 おとついの朝、食事の支度をしていると、「通帳を持って来て」 と…

持病

持病を抱えている人は多いと思いますが、私も先週末、持病の『めまい症』に悩まされていました。 何の前触れもなく突然周囲がぐるぐる回り出す病気なので、立っていられなくなります。 今回は強い吐き気と頭痛も伴ってしまいました。 治療は頭を動かさず安静…

聖職

写真は、けさの収穫野菜です。 つるなしインゲンがたくさん穫れました。 少し前収穫したにんにくと赤玉ねぎも加えてみました。 初めての農業ですが、母親に聞いたり、ユーチューブで勉強したり、何とか続けています。 作業を終えて、部屋に戻るとM子からLINE…

『親不孝通り』

先週『かりそめ天国』で、『川口浩探検隊』というかなり昔の番組を再放送していました。 流れたのはほんの数分でしたが、MCのマツコさんも有吉さんも大興奮されていました。 3月に閉じた当店は、『西五番街通り』という通りにあったのですが、この通りは別名…

『三つ子の魂百まで』

一つ年上の兄がいますが、この兄をねたみそねみながら子供時代を過ごして来ました。 理由は、母親が私の何倍も兄を可愛がったからです。 我が家には物心ついた時から父親がいませんでした。 ですから母の愛情は絶対で、その母の愛情を独り占めにしていた兄は…

『みんな夢の中』

店を閉めてから東京より140㎞離れた地方に母親と暮らしています。 ここで毎日のように畑仕事にいそしんでいます。 畑は、家庭菜園をやや広くした規模で家の脇横にありますが、先週ここで作業をしていた時に嬉しいことがありました。 早朝の5時頃、キュウリや…

今年こそお供させて下さい。

緊急事態宣言が解除されたので東京へ行ったら寄りたい店があります。 当店があった通りの並びにある寿司屋さんです。 前回銀座に行った際に様子を窺った時は他店と同じように『しばらく休業します』の張り紙が貼られていました。 この寿司店の男社長は70才く…

愛社精神

店をやめたのでもう銀座のママではなく、店での日常や出来事などをブログに書けなくなってしまいました。 ブログを続けるべきか否か迷ったのですが書き続けたい気持ちの方が勝りました。 40年もいたので銀座には思い出がいっぱいです。 これからは自分史の一…

声帯ポリープ

若い頃の話ですが、32才の厄年に『声帯ポリープ』の手術をしました。 カラオケの歌い過ぎが原因だったのですが、この時の声帯ポリープのおかげで学ばせてもらったものがありました。 それは、身障者への関心です。 退院の日、タクシーで帰ったのですが、運転…

図書カード

机の引き出しに10数枚の図書カードが入っています。 店を閉める前、4月のお客様の人事異動に向けて用意しておいたものです。 当店は、お中元やお歳暮もそうですが、お祝いごとにも図書カードを差し上げてきました。「孫に絵本をプレゼントして喜ばれた」 だ…

5本のボトル

スティホームのさなかですが、銀座に来ています。 このところ、休業中の店を狙った空き巣が多発しているようで、ニュースを見るたび心臓をバクつかせていました。 店に、盗られて欲しくないものを残して来てしまったからです。 写真の、5本のボトルです。 酒…

あの頃の若かった記者たちへ。

銀座はマスメディアの街とも呼ばれ、地方の放送局、テレビ局、新聞社などの東京支社が点在しています。 当店もこうした会社に少なからずお世話になりました。 中でも地方紙の若い記者たちにはひんぱんにいらしていただきました。 それまで知らなかったのです…

思い出の作家たち

今日も店の片付けをするために銀座に来ました。 外出自粛は厳守したいものの、この片付けばかりは店を明け渡す期限があるのでやむ終えません。 当初は、専門業者に頼むつもりだったのですが、こうしたコロナ騒動の最中、見知らぬ業者との対面や打ち合わせに…

奇跡の再会

先週の金曜日、店の片付けをするためにまた銀座に行きました。 陽の明るい昼過ぎでしたが、店舗の入っているビルに近づくと、入り口に小柄な男性が立っているのが見えました。 逆光でしたが、どうもこっちを見て笑っているようです。 誰だろうと思いながら近…

閉店しました。

先週の金曜日、3月27日でお店を閉めました。 閉店したということです。 新型コロナウイルスで自粛が求められる中、営業を続けるのは後ろめたく、ウイルスが怖くもあり、葛藤の昨今でした。 休業にして様子を見ても良かったのかもしれませんが、そうしたとこ…

蛇男

虫酸が走るほど嫌いな男が銀座にいます。 名前を市田勝と言って、八丁目でホストクラブまがいの『ボーイズバー』をやっています。 何故この男を毛嫌いするかと言いますと、友人のママの店を乗っ取ったろくでなしだからです。 市田は五年前に、ボーイとしてマ…

おもいで酒

日本酒が大好きです。 何かとこじつけて毎日飲んでいます。 ありがたいことに肝臓も中性脂肪も正常値なので、水商売は天職と調子をこいているわけです。 日本酒を飲むようになったのは20代の後半からで、当時同じ店で働いていたとき子ちゃんという女性の影…

泣いてしまいました😢

昨日の営業中泣いてしまいました。 来店されていたお客様がお会計なさる時です。「財布がない!」 と騒ぎ出しました。 当店に預けたカバンに入れてあったと言うのです。「間違いないよ! 確かに入れたんだから!」 カバンの中身を全部出して探してもありませ…

バブルがちょっとだけ恋しいです。

バブルが始まったのは当店がオープンした翌年からでした。 当時銀座の活況は半端なく、どの通りも飲み歩く人であふれ返っていました。 友人や親戚には、「儲かっていいわね」「あやかりたいもんだわ」 ことあるごとに羨まれましたがでも実際はそんなこともあ…

決断の時。

営業中、同じビルの3階で店をやっているママが訪ねて来ました。 何かと思ったら、「今週いっぱいで店を閉めることになったので挨拶に伺いました」 というものでした。 彼女が店を開いたのは二年前です。 その時も挨拶に来てくれて、「銀座に店を持つのが夢だ…

苦い悔恨

5年ほど前まで7丁目の角に、高級時計で知られたピアジェのビルがありました。 今は子供服の店に変わっていますが、当時、このビルの前をねぐらにしていたホームレスがいました。 小柄で痩せ細り、目だけがギョロリと鋭くて、まるで山奥に住む仙人のようでし…