elderlyママのぼやき

元銀座のママです。長年続けてきたナイトクラブを令和2年3月27日に閉店しました。以降、農作業に励みながら銀座の思い出と日常をつづっています。

閉店しました。

f:id:ElderlyMom:20200401100551j:plain 先週の金曜日、3月27日でお店を閉めました。

 自粛が求められる中営業を続けるのは後ろめたくもあり、コロナウイルスが怖くもあり、葛藤の連続でした。

 休業にして様子を見ても良かったのかもしれませんが、そうしたところで先が見えないのは明らかです。

 管理会社に連絡して契約解除を申し出ました。

 女性たちにはわあわあ泣かれてしまいました。

 在籍は8名ですが、一番長い女性ですと16年、他も7年だったり5年だったりと長く働いてもらいました。

 彼女たちにしてみれば、店がなくなるさみしさは当然あったでしょうが、これからの生活への不安の方が大きかったと思います。

 それぞれ昼間も仕事をしていますが半分は派遣なので派遣切りされないか心配です。

 アジアの航空会社で正社員で働いている女性ですら40%の給料ダウンを言い渡されたそうなので。

 ほとんどが地方出身者で、日頃から、
「東京は家賃が高過ぎ!」
 とブーたれていました。

 これを機に親元に戻れたらと、老婆心で思うのですが、そうもいかないでしょう。

「コロナ騒動が収まったらまたテナント借りるから一緒に働こう!」

 元気づけようとするもそんな日が来ないことは全員わかっています。

 今日は、4日ぶりに店に来ました。
 
 片付けのリストを作るための下見です。
 
 着物じゃなく、洋服で入ったのは久しぶりです。

 何から手をつけようか、ボケッとたたずんでいたら泣けて来てしまいました。

 今は夕方の6時過ぎですが、本来ならあと一時間も待てば女性たちが出勤して来る時間です。
 でも今日は誰も来ません。

「おはようございます!」
 の元気な声ももう聞けません。
 
 こうした気持ちに陥るのが怖かったのですが予想通りさみしさに襲われてしまいました。

 これから片付けるのは店内だけではありません。
 
 会社にしてあるので、税理士や行政書士と会って、事務的な打ち合わせも必要になります。

 保健所にも警察署にも出向かなければならず、やることは山積みです。

 これらの全部を一人で出来るでしょうか?

 あの子たちが恋し過ぎて、泣いてしまわないでしょうか?