elderlyママのぼやき

元銀座のママです。長年続けてきたナイトクラブを令和2年4月3日に閉店しました。以降、地方に暮らしながら農作業と母親の介護に励んでいます。

ヤバい話と嬉しい話

 朝散歩を始めました。

 
 海沿いを往復で30分ほどですが、朝日を浴びながら歩くのは何とも気持ちのいいものです。

 
 今朝は潮風も心地いいので足を延ばして警察署の前まで来ました。f:id:ElderlyMom:20201120110358j:plain

 
 この警察署は運転免許証の住所変更で一度来ましたが、浅田次郎さんの名作とされる短編小説にも登場しています。

 
 裏社会に生きる男が主人公の話ですが、浅田次郎さんはかつてこの町に複数存在した暴力団や、借金にしばられた外国人女性が働かされていた売春宿なども作中で紹介しています。

 
 見に行って来ましたが、描写通りの白い建物が確かに立っていました。

 
 風光明媚で、平和そのもののこの町にヤクザがいてしのぎを削っていたことには驚ろかされます。

 
 暴力団というのはどの地にも巣を張るようで、この4月まで店をやっていた銀座にも組織がありました。

 
 知る人ぞ知る『指定暴力団・××会』の本拠地で、それも当店のはす向かいの所有ビルに事務所を構えていました。

 
 駐禁にもかかわらず、ビルの前にはブラバスだのマイバッハベントレーなどの高級車が日替わりで路駐していました。

 
 ナンバーのついていないフェラーリが止まっていることもあり、


「あれで公道を走れるの?」

 
 謎に思ったものです。

 
 自転車に乗ったパトロールの警官は毎回見て見ぬふりでした。

 
 構成員はうろちょろしていたので珍しくはありませんが、めったに姿を見せないトップの会長がボディーガードに囲まれて表に出て来るとさすがに辺りはざわつきました。


「あれが七代目か?」

「すごいオーラだな」

闘犬みたいなつら構えしてるな」

 
 通り合わせた通行人は足を止めて見入っていました。

 
 気づかれないよう写真を撮る人もいました。

 
 公安に協力を頼まれたり、顔見知りになってしまった暴力団幹部に話しかけられたりとヤバい思いもしましたがそれはそれで銀座時代の貴重で(?)アウトな一ページです。

 
 
 母親の白内障の手術がようやく終わりました。f:id:ElderlyMom:20201120110436j:plain

 
 8月の初診から三ヶ月待たされての両目手術でしたが、よく見えるようになって母親はご機嫌です。

 
 脳梗塞で倒れたママ友のお見舞いに行って来ましたが、元気にしゃべっていて、リハビリこそ続くものの車イスの世話にならなくてすむそうです。


 気がかりだった二つが解消されてほっとしています。